東大生が英語を最短で話せるようになる方法を書いてみる(実体験込み)


日本人は英語が話せないとよく言われます。確かにその通りです。

海外でも英語がものすごくできる日本人に会ったことはあまりありませが、ヨーロッパ人は普通に英語が話せます。

ということで、今回は英語が最短で話すことができるようになる方法を書いてみたいと思います。

僕自身の英語力

TOEFL iBTというテストのスコアは100点です。これはTOEICに換算すると900点くらいです。

また、海外の大学で勉強、海外の企業で働いたこともあります。英語で話す、聞く、読む、書くは基本的には問題ありません。

もちろんまだまだ完璧ではありませんが、私の英語力に達している日本人は残念ながらほとんどいないです。

 

私自身様々な英語学習に関する本を読み、多くを実践してきました。
その方法のなかでいいものだけを採用しています。そのため、英語学習本の要約版と考えてもらって構わないかと思います。

また、一つ一つの方法に付き自分自身で効果を検証をしています。

そのため、効果があることは間違いないです。 

「英語を聞くだけで話せるようになる」みたいな嘘っぱちで楽な方法ではありません。

ある程度努力が必要なことは確かですが、最も効率的なことは保証します。
何事も正しい方法で努力することが必要です。正しく努力すれば英語なんて1年くらいで話せるようになります。

はじめに

どのようなステップで英語を勉強していけばいいのかです。

ステップによって最適な学習法も異なります。

自分がどのステップにあるかは以下を参考にしてください。

  • 簡単な英語の文章を辞書ありでも読むことができる
    →これができる人はステージ2へ
  • TOEICのリスニングで300~400点くらいとれる、英語をゆっくる喋ってもらえれば理解できる
    →リスニングができているということなのでステージ3へ
  • 英語は聞けるが話すことができない
    →ステージ4へ
  • 英語のリスニングもできるし、話すことも問題ない
    →なぜこの記事を読んでいるのでしょうか(笑)

ステージ1 まず文法、単語を固める

まずはじめに文法知識と単語を固めます。

最も退屈なパートですが、これをしっかりやらないと話すことができません。

何ヶ月もかけてやる必要はまったくありません。大体の知識が入ればそれで十分なのです。受験勉強をがんばってやった人はこのステージをスキップできるでしょう。

東大などの受験英語は重箱の隅をつつくような問題ばかりです。あそこまで細かい文法知識や単語を身につける必要はまったくありません。

センター試験くらいできれば十分だと思います。

簡単な文法の問題集1冊と単語帳1冊をするくらいで十分です。

それでTOEICを受けて600点以上取れていればこのステージは終了です。

ステージ2 多読をする(必要期間:2ヶ月間くらいかかる)

多読学習法とは洋書をたくさん読むということです。

洋書といってもはじめは3歳児が読むような薄い本からはじめます。

http://www2.city.tahara.aichi.jp/section/library/info/tadoku2013.jpg

 

これを何百冊と読みます。

多読をするとたくさんのメリットがあります。

①リスニング力があがる。

②語彙力が上がる

③なにより楽しい

 

詳しい多読勉強法の効果は別記事で書こうと思いますが、

簡単に言うと

多読をすることで大量の英語を読む→自然と読むスピードがあがる→英語を読むスピードとリスニング力は比例する→本を読んでいただけなのにリーディング力だけでなくリスニング力もあがる

ということになります。

何より英語の本を読んでいるだけなので、楽しい!ということがあげられます。

文法本を読んだり、単語帳を眺めるということは退屈でしかありません。

この勉強法は物語を楽しみつつ、リスニング力や語彙力をあげることができます。

ステージ3 瞬間英作文

ここまで来てようやくスピーキングの練習です。

1と2のステップがしっかりできていればスピーキングは基本的に問題ないはずです。

単語や文法の基礎をしっかりすればするほど、スピーキングでの伸び代が大きくなります。

単語や文法ができていればライティングはできるはずです。

例えば、「今日は8時に起きた」とかを英語の文章へできるはずです。

スピーキングとはこれを超高速で行うことに変わりないのです。

ライティングの場合は「今日は何時に起きた」をおそらく数十秒くらいかけて脳内で変換して、文章として書きます。しかし、スピーキングではこれをほぼ瞬間的に行う必要があります。
つまりスピーキングとは「英作文を超高速で行うことと等しいのです。」

英語を話すようになる =「高速で英作文ができるようになる訓練をすればいいだけ」なのです。

こうするとものすごく簡単なようではないでしょうか?

時間をかけて英語の文章にできないことは当然英語でも話せません。文法や単語がわからないとそもそも英語の文章にもできないので、これらの基礎練習は必要なのです。

 

ステージ4 実戦の機会をひたすら増やす

3まできて初めて実戦の場に出ます。

多くの日本人はステージ3までできていないのに高い金を払って、アメリカの語学学校へ行ったりフィリピン留学をします。結果として、英語力も伸びずお金を無駄にします。

ステージ3までは日本国内でできることです。ステージ3まで行って海外に行けばきちんと実力も伸びます。

要するに海外へ留学するべきに行っておくべきことがあります。

 

瞬間英作文をきちんとやればある程度英語を話すことはできるはずです。

しかし、まだまだ話せる幅、話すスピード、発音など多くの足りない部分があるはずです。

ここでオンライン英会話とか海外留学をします。

 

3までできていない人が海外へ語学留学をするから「ただの観光で語学留学が終わった」ということになるんです。

3までできれば英語は話せます、しかしスピードがゆっくりで語彙力も拙い状態です。その状態で海外へ行くと恐ろしいほど伸びます。

 

私の実体験

僕は受験勉強をかなりがんばってやり、トップ大学に合格したため、英語に関しては文法、単語知識はかなりありました。

しかし、リスニングとスピーキングは全くダメで、英語を聞けない、話せないという状態でいた。

まぁよくある日本人とう感じではないでしょうか

その時点ではTOEICで600点くらい、2/3くらいがリーディングの点数だったと思います。(笑)

そして、多読を行いました。

読んだ英語の本は数百冊、字数にし500万字くらいだった気がします。はじめは薄い絵本からはじめ、最終的にはハリーポッターのような分厚い洋書を読んでいました。

それほど長い期間行ったわけではなく半年間くらいでした。ただ本を読んでいただけなので、非常に楽しかったという記憶しかありません

多読を行った結果、リスニング力は大きく上昇しました。しかし話す方はさっぱりでした。この時点でTOEFL ibt 90点でした

TOEFL ibtを知らない方のために言うと、アメリカの大学へ入学するためにはTOEFLを受験する必要があり、90点以上を求める大学が多いです。

 

その後、スピーキング力を向上させようと瞬間英作文をはじめました。

大体1日1時間程度、それを半年くらい続けました。

それによってゆっくりであればつっかえながらなんとか話せるという程度になりました。

そして、フィリピンへ2ヶ月間だけ語学留学をしました。

毎日8時間ほど授業があり、英語を話しまくったのでめちゃくちゃ上達しました。

そのフィリピン留学が楽しすぎて、そこから海外へハマります。(笑)

日本へ帰国後もオンライン英会話や独り言をすることで英語の勉強を続けました。(大体半年くらい)

半年後には英語を話す、聞くはほとんど問題ないようになっていました。

海外からの留学生と英語で話すことも問題ないですし、英語での講義を理解することも容易です

海外へ行っていたのは2ヶ月間だけです。しかしそれだけで英語を十分話せるようになりました。海外へ行かなければ英語を話せるようにはならないなんて嘘で、日本にいても十分英語を話せるようになることは可能です。

 

あらゆる言語であってもこのメソッドを使えば1年間で聞く、しゃべる、読む、書くがコミュニケーションできるレベルになります。 

英語学習に何年も何十年もかけるのは時間と労力の無駄です。

最短距離で効率のよい方法であれば一年間でできるようになります。

 

 まとめ

 単語・文法を基礎だけ固める(ある程度でよい)→多読でリスニング力、語彙力を向上させる→瞬間英作文でスピーキングの基礎を固める→あとはひたすら話しまくるのみ

の手順でやればどんな言語も最短で身につける(話せる)ことができます。