ポーカーのルールを習った初心者がカジノで勝てるようになるための4つのコツ

ポーカー(テキサスホールデム)のルールはわかった。
しかし、オンラインポーカーやカジノではなかなか勝てない…

そんな方は結構たくさんいらっしゃるんではないでしょうか?

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ポーカーの本を読んだことのある方はよく分かるように、ポーカーの本は専門用語が多くて初心者にはなかなか読むのも難しい!

ということで、「ポーカーのルールはわかるけど、実戦では勝てない人」への橋渡しとなる情報になればいいなと思い、記事を書きました。

 

ポーカーのルールがわかる人がカジノで勝てるようになるための4つのコツ

ポジションによって手を変えるべし

みなさん、ポジションによってポーカーでは力が変わるということをしっていますか?

経験者の人はなんて当たり前のことと思うでしょう(笑)

しかし、ポーカーにおいてポジション(位置)がものすごく重要なんです。

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まずDと書いてあるのがディーラーボタンの席で、その左隣がスモールブラインド、ビッグブラインドという強制的にチップを置かなければいけないポジションです。

ディーラーボタンにつく人は毎回かわるため、自分がどのポジションにいるか(ディーラーポジションか?その右隣か?左隣か?)がすごく重要になってきます。

 

結論から言うと、最後にアクションを起こせる位置にある人が最もポーカーにおいては有利です。(上記の画像で言うレイトポジション)

理由としては、すべてのプレイヤーのアクションを元にして自分のアクションも考えられるため判断材料となる情報が多いからです。そのため、最後にプレーする場合は弱い手でも勝てたりします。逆に最初に決断しなきゃいけないスモールブラインドの位置などは、強い手でも負けてしまったりします。

具体的に、このポジションでの戦法やこのポジションではこうすべきみたいな話は別の記事で書いていきたいと思います。


オッズと自分の手札の勝率を考える

ワンペアがよくできる、ロイヤルストレートフラッシュなんてめったに起きない。

ということは誰でもわかりますよね?要は確率です。

ポーカーでは自分の手札2枚が最初に配られ、3枚のカードがテーブルでめくられた時点でおおよその勝率を統計的に計算をすることができます。

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ここで重要な概念としてアウツというものがあります。参考図書から引用します。

 

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なので、アウツがわかれば自分の手札でどれくらいの勝率で勝てるのかがわかります。

あとはテーブル上のお金をみれば、このゲームに勝てばいくら得られるかがわかります。(例えば、1000ドルがテーブルにあって、このゲームに勝てば他プレイヤーの掛け金を足せば2000ドル勝てる)

そうすると、1000ドル入れれば2000ドル勝てる、つまり2倍になるならば、勝率としては50%以上でなければならない、(50%×2000ドル=1000ドルが期待値なので)

とこのように計算できます。

このようにこのゲームに参加すべきかそうでないかがリターンを計算することで数学的に判断できることがポーカーのおもしろい理由だと思います。

 

しかし、これは公開情報です。つまりテーブル上で誰でもみることができるわけです。

となると、ポットの額とスモールブラインドの額からオッズを計算すれば、どのような手を相手がもっているかを予測できます。

強い手をもっているかのようなプレーも当然できるわけです。(;^ω^)

 

積極的にレイズをする

オンラインポーカーやカジノでは強い手が来たときのみ、レイズをするというスタイルでは絶対に勝てません。
なぜなら、ある程度経験を積んだプレイヤーが多いので、そのようなプレーをしていると簡単に読まれてしまうからです。

なので、たとえ弱い手札であってもどんどんレイズをしていきましょう!

そうしなければ、勝てません!

また論理的にもプリフロップ(3枚のカードがテーブル上で裏返される前)にレイズを積極的にすることは以下のようなメリットがあります。

①弱い手札をもっているプレイヤーをゲームからおろすことができる。
例えば、自分が4と7のカードのような役がつくられていない手札の場合、わざわざ掛け金を払ってゲームに参加しようと思いませんよね?
レイズをすれば、このようなプレイヤーを事前にゲームからおろすことができます。これにより自分の勝率も増えるというわけです。
(例えば相手の手札が4と7の場合、今の時点ではこれは弱いですが、テーブルのカードが裏返されるときに役が作られて逆転される可能性もあるからです。そのためこういったプレイヤーをおろしておくと、逆転されるチャンスもなくなります。)

②テーブル上の掛け金を取れる

ポーカーのルールとしてスモールブラインドとかビッグブラインドとか、ゲームに参加するにあたって「必ずかけなければいけないお金」がありますよね?

もしレイズをすればすべてのプレイヤーがゲームを降りることがあるため、そのようなお金を自分でとることができます。

 

しかし、もちろん常にレイズをすればいいわけではなく、レイズをすべき条件があります。

例えば、ビックブラインドの右隣のポジションにいたときは可能な限り、レイズをすることがポーカーの世界では推奨されています。

このあたりも自分の席の位置や前の人がレイズをしたか否かで変わってしまいます。

レイズを絶対すべきな条件みたいなのがあり、それは別記事で書こうと思います。

 

レイズはビックブラインドの3倍くらいにする

レイズする際、適当に金額を決めている人は多いではないでしょうか?
恥ずかしながら、私はそうでした。ポットの金額に合わせて、適当にこれくらいかなと決めて、ポットになげてました。
レイズをする金額を一定に決めておくことは、相手に手札を読まれない余計なリスクをとらなくてよいなど多くのメリットがあります。

これ以上レイズが大きいと、リスクを取りすぎているということになります。
逆にレイズ額が少なすぎると、ポットが小さいためリスク・リターンが小さくなりどんな手でもコールをされ、相手をゲームから下ろすことができなくなります。

テーブルによってビックブラインドの2倍〜4倍までの差があるようですが、3倍くらいがプロポーカープレイヤーの間でもコンセンサスが取れている値のようです。
また、先程述べたように強い手がきたからといっていきなりレイズ額を挙げることは推奨されていません。
なぜならすぐに相手に「強い手が来た!」と読まれてしまうからです

例えば10回中9回はチェックかフォールド(ゲームを降りる)ことしかしないプレイヤーが突然レイズをして掛け金を釣り上げようとしたら誰でもいい手が来たとわかるでしょう。
そうすると、テーブルの多くのプレイヤーにフォールドをされ逃げられるので、多くのチップを獲得できずにおわります。

 

以上のように、経験者にとっては当たり前のことですが、初心者にとっては馴染みのないコツを紹介しました。

今回参考にさせてもらった本はこちらです。

トーナメントポーカー入門 (カジノブックシリーズ)

数少ない日本人の方がかいたポーカーに関する本であり、非常に初心者にとっても読みやすく、ためになります。こんな記事より100倍参考になるので、(笑)

ぜひよんでみてください〜