もし私が週刊少年ジャンプのビジネスを10倍 成長させるとしたら
5年後、メディアは稼げるか――Monetize or Die?
- 作者: 佐々木紀彦
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2013/07/19
- メディア: 単行本
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この本を読んで、すごいインスパイアされて本記事を書きました。
内容を簡単にいうと
webが出てきて、新聞や雑誌などの紙媒体はどうなっていくんだと
実際に新聞の紙の発行数は減り続けていくしネットに切り替えることが必須となっていく上で、どういう戦略でやっていくべきかを書いた超良書です。
絶対に買ったほうがいいと断言できるオススメの本です。
各社出版社は急ピッチでデジタル化を進めています。
例えば小学館はすでに数十のwebメディアをつくっている
また、ご存知のようにダイアモンオンラインや東洋経済オンラインなどweb化はかなり進んでいますね
では、紙媒体の週刊少年ジャンプだったら?どうデジタル化を進めるかということです。
Kindleなどの電子本はあまり進んでいませんか、子マンガは凄まじく好調。電子化の流れが一気にきています。
http://animationbusiness.info/archives/5928
週刊少年ジャンプの現在のキャッシュポイントは2本柱だと思います。
①週刊少年ジャンプの購読料
②雑誌内の広告(表紙裏など)
キャラクターライセンス料やイベントも多少あるかもしれないが、そこは一旦無視します。
あと、権利的に無理なんだよということもあるかもしれないですが、そこも一旦無視
週刊少年ジャンプのメイン読者はこんな感じだろう
12歳〜18歳の少年
デジタル化を進める上で戦略としてはいくつかあると思います。
①デジタル化することで購読者数(購読料)を増やす
②広告を単純な純広告にするのではなく、ブランド型広告にすることで広告単価を引き上げる
③購読料、広告以外のキャッシュポイントを作る
それぞれ説明していきます。
①デジタル化することで購読者数(購読料)を増やす
まず週刊少年ジャンプが紙であることで、かなり購読者を逃している側面があるとおももう。それをデジタル化することで、逃さない。
おそらくすでにやっているのですが、まずは
週刊少年ジャンプの公式アプリでジャンプを毎週配信する。
月額の固定課金にして、スマホからジャンプを読めるようにする
今、単行本化をしているが、スマホで単行本をかえるようにする
毎週のジャンプは1ヶ月とか一定期間で消えるようにする(特定の作品を読むために過去のジャンプをすべて読むのは面倒だから、単行本買いたいというニーズはあり、ネットでもokのはず)
現実世界では立ち読みがある。だからデジタルでも立ち読みをつくる
例えば、週刊少年ジャンプの公式サイトや公式アプリで毎週ジャンプの◯ページ分だけ無料でよめる。これを毎週やるとか(各漫画ごとに数ページだけ無料とか)
で、前編読みたい場合は月額課金とする
まぁ、これも近いことはやってそう。
ジャンプのサブ的な若手漫画家向けのwebメディアをつくる
ジャンプよりハードルを低くして、アマチュアの大会みたいにするwebメディアをと作ります。投稿漫画にユーザーが人気投票できるようにし、すべてネット上で投稿漫画を公開する。
漫画のM1選手権のようなイメージです。
目的としては、ジャンプよりライトな読者を獲得し、間口を広げられる。
あとは、人気作の発掘にも役立つ。
漫画家は絶対投稿したいと思うはずなので、コンテンツ量を簡単に増やせる
②広告を単純な純広告にするのではなく、ブランド型広告にすることで広告単価を引き上げる
単純に表示裏に商材の広告を乗せるのではなく、ジャンプと関連の深いコンテンツの形で広告にする方法です。これにより他媒体と差別化を図れるのではないかと。
例えば、、
- PR漫画(イメージとしては進研ゼミは漫画DMを作っているが、あんな感じ。ルフィだと現実世界から離れすぎているから、スラムダンクの流川がワックスをつけてみたという短編漫画とかをPRとして入れるだけで、そのワックスほしいっていう人多そう。芸能人がcmで紹介するのと同じことをやる)
- ルフィが商品を動画で紹介する(vtuberみたいな感じでyoutubeにのっける)
PR的な漫画を入れることで、広告単価がバク上がりし、ユーザーにとってもキャラクターが出ているので面白い
他にも12歳〜18歳の少年に相性のよい商材として、
ワックス、ファッション服、ゲーム、これらの商材に繋げられる
ゲームはすごい相性が良さそう。これくらいの年齢だとゲームばっかりしていますからね。
例えば、週刊少年ジャンプのアプリからゲームの宣伝動画を流したりすると相性非常に良さそう。ゲーム会社も主要顧客がこれくらいの年齢層だろうから、彼らにリーチする方法を血眼で探しているはず。youtubeよりもリーチできるかもしれない
③購読料、広告以外のキャッシュポイントを作る
まずダイレクトなECを強化する。
- キャラクターの物販をする。アプリ内で。tシャツとか
- 先に制作ではなく、まずモックデザイン的なのをつくって、先行予約→制作という流れにすれば在庫も抱えない
- 漫画内で紹介された商品とか買いたい読者は多いハズ。
おそらく下記あたりはすでにやっているでしょうがかなり強化できる気がします。
ディズニーランドもあれだけ儲かってますからね。
- ルフィなどキャラクターを使ったイベント
- 映画とかアニメにもつながられる
むしろ漫画よりアニメの方が良いかもしれない
アニメの見放題サービスみたいなのも作ったり、アニメをyoutubeに無料公開して、そこあら漫画をキャッシュポイントにしてつなげるなど。
また、購買データ販売もできそうです。
公式アプリやメディアを強化することでユーザーデータが取れるようになります。
購買情報になるので、信頼性が高くなります。ジャンプユーザーは成長し、大学生になり、社会人になる。
引っ越しにも大学受験にも就職にも使える、この購買情報をほしいひとは山程いるでしょう
あとは、他メディアとの提携
例えば男性用ファッションメディアとか恋愛メディアとかと、提携をして、一つのメディアにしてしまう。その中で、cookie情報を一緒にとって一大メディア圏を作る。その中でユーザーの行動情報がよくわかれば、広告単価もあがるし、周辺商品も売りやすくなる
B2B/SaaSマーケ未経験者がリード数を1年間で10倍にした方法
私はSaaSベンチャー企業にてBtoBマーケティングチームマネージャーをしています。
一人目の専任のマーケターとして未経験のままから入社し、KPIである有効リード数を1年間で10倍にすることができました。
マーケティングチームの立ち上げ、インサイドセールスチームの構築から取り掛かり、オンライン・オフラインすべてのマーケチャネルの施策を立案・実行してきました。
今回の記事はどのようにリード数を10倍にしていったかを説明します。
どのようにリード数が増えていったか?
もちろん最初から順調に増えていったわけではありません。
最初の半年間程度は、マーケティング知識のキャッチアップやインサイドセールスチームの構築に時間がかかりました。
最初はランディングページとは?っていう感じでしたからね。。呆れますよね
マーケティングの専任者がいなかったことでマニュアルのようなものは当然なく、CRMの運用フローなども全く構築されませんでした。そのあたりを自動化しながら運用フローを組み立てていきました。
その後、ようやくちゃんとした「マーケティング」の業務が増えていきます。
ただ、最初はインバウンドが少なかったことで、アウトバウンドに頼らざるを得ませんでした。
・見込み客がいそうなイベントに参加し、リード獲得を試みたり
・自社イベントを開催してみたが、集客に失敗
・リスティングやFB広告を始めるが、CPAが高くなりすぎ、獲得件数も全く増えない
というようになかなかうまくいかない時期が続きました。
その後、ランディングページの改善を行ったり、0から始めたオウンドメディアが徐々に成長していくに従い、ゆっくりとですがリード数も増えていき、段々と軌道に乗るようになっていきました。
入社前のマーケティングの状況は?
入ったときの状況としては下記のようなものでした。
・リード件数が50くらいしかなくて、また半分くらいがアウトバウンドや個人の人脈に頼った紹介。
・リードの件数も質も圧倒的に低く、営業が商談にいっても有効商談にほぼならない。やたら忙しいのに受注ができないという状況が続いていた。
・マーケも専任者がいなく、リスティングやメディアの施策もやっていなかった。
・ホワイトペーパーも導入事例もほとんどなかった。
・LPも2年ほど前に作成したものがそのままに
・インサイドという概念がなく、セールスがマーケ、インサイド、フィールドすべてを担当していた
今からみるとだいぶ壊滅的な状況でしたね。
その後、1年間でリード数は月間の10倍である500ほどになりました。
具体的に行った施策
マーケティング施策をやっていなかったorやっていたが、全く「やりきれていなかった」ため、とにかく行動量を増やし、すべての施策を進めていきました。
具体的には下記のような施策を行いました。
・オウンドメディアの立ち上げ、外注ライターの採用・マネジメント、コンテンツ制作運用、SEO対策の指導
・オンライン広告の運用(リスティング広告、GDN、Facebok)
・タイアップ広告、媒体への広告掲載
・サイトリニューアル、LP制作、ABテストの実施
・交通系マス広告
・ホワイトペーパーの企画・制作
・展示会出展、セミナーの企画・集客・運営
・CRM・MAツールの運用
リード数を伸ばせた要因
1年間でリード数を劇的に伸ばすことができた要因としていくつかあげられます。
1、施策を高速で実行しきる、とにかくやりきる
やっぱり共通しているのが、アイデアより実行、がなによりも重要ということです。
バナー作ろう、ホワイトペーパー作ろう、導入事例作ろう、LP作ろう、記事書こう、adwords回しましょう
まぁこの辺はあたり前に定石と言われている施策ですよね。
だけど、この辺をガチで細分化してやろうとするとタスク量が膨大になります。
例えば、バナー制作ではラフ絵をつくって、デザイナーと調整して、外部のデザインナーを契約する場合はその進捗管理をする
この解決策は気合いしかないです。
とにかく、タスクの消化スピード、自分の作業スピードをめちゃくちゃあげる
外注化(できる限り知識のない人でもできる作業に落とし込んで、その分を外注化して、自分のしごとをへらす)
という感じで、自分の作業量を減らし、スピードを上げながらすべての施策を実行することを行いました。
マーケティングをやっていて思ったのが、施策やノウハウはネット上、本にあふれていますが、それをどうやって実行するのか?ということはほとんど語られていません。
僕自身、その実行方法・運用フローを構築し、高速で施策を回していたことで、成果を出せたのではと思います。
2,SEO,SEO,SEO
B2Bでは特にオウンドメディア(SEO)は大事だと思います。
to Cとは違い、youtubeやsns, インフルエンサーマーケ、などはやりにくいところがありますし、リスティング広告は単価の高騰が著しく、費用を増加しても、改善の伸びしろは多くはありません。
そのため、オウンドメディアはリード獲得、コンバージョン獲得という意味では非常に重要だと思います。
オウンドメディアは0から立ち上げ、半年ほどで10万PV、100コンバージョンを月間生むまで成長しました。
B2Bで10万PVはまぁまぁ多いほうだと思います。
これも実行フェーズの部分が大変で、下記のような部分に苦労しました。
こういう実行の部分って誰も教えてくれないし、どこにも書いていないんですよね(笑)
・外注ライターさんの管理を効率化する方法
・自分の時間をかけずに質の高い記事を大量に高速で制作する方法(1日2記事程度)
・ライティング方法をマニュアル標準化し、誰でも作れるようにする
これらも今では乗り越え、かなりうまく回るようになりました。
3,ランディングページが全て
HPのリニューアルを大規模に行い、CVRが3倍以上になりました。
HPはSEO,リスティング、その他キャンペーンの受け皿のため、すべての施策のCVRがあがりました。
4,広告媒体は10倍以上に
見込み客がいそうな媒体を片っ端からあたり、CPAが保てそうなものはすべて広告を出しました。その中でCPAが合わないものや効果が出ないものはとめていくようにしました。
その結果、あまり知られていないが、よい媒体がみつかったり、リード数が付与にしました。
例えば封筒への同封や他サイトへのバナー広告など、見込み客のタッチポイントから逆算し、あらゆる媒体に出稿していきました。
失敗したこと・あまり効果がなかったこと
多くの失敗したこと、これはあまり効果がなかったということがありました。
致命的で大きな失敗ということはしていないのですが、時間や労力を無駄にしたという細かいミスは多くありますね。
・ランディングページの小さなABテストの改善
・LPをノウハウないのに内製で作ってcvr全く上がらず失敗
・リスティング広告文の改善などに時間を使いすぎる。時間をかけてもCV数はせいぜい+120%程度にしかならない
・1ヶ月ほど準備時間がかかったキャンペーンからコンバージョンが0件(笑)
・イベントに参加して営業→商談に全くつながらず。
・サイト設計図やキーワードリストをつくらずにオウンドメディアを作成
大変だったこと
例えば、大企業ではマーケティングチームだけで数十名、予算も数億円とあるかもしれませんが、弊社の場合は私1名でした。
そのため、何をやるかという施策立案から実行までをすべて一人で行いました。
一番大変なことは、施策立案ではなく、その実行することですよね?
なによりも実行し切ること、実行にあたって発生する大量のタスクを消化すること、運用フローを構築するほうが施策立案やアイデアを出すより数倍大変ですし、時間もかかりました。
例えば、ホワイトペーパーをつくればよいということは誰しもが言っていて、その書き方を解説する記事はたくさんありますが、
肝心の実行方法を解説しているものってあまりないですよね?
社内でだれもホワイトペーパー作ったことがない!
担当者?俺一人!
という状況でした。
ホワイトペーパーだけでもこんな感じです。
・デザインはどういうものにする?誰に発注する?いくらで?
・原稿は誰がつくる?
・ホワイトペーパー作って何で集客?SEO?SEM?
・社内のレビュー体制は?
今では、運用フローを構築することができ、何も考えずともうまく回るようになったんで、苦労は全くないのですが、当時は0からこの辺を作り上げていくのに手間・時間がかかった記憶があります。
反省・今後の示唆
まぁこうしてみると、自分まだまだだなと感じます。
未経験だったこともあり、無駄な施策、効果の出ない施策や作業も多くやってしまいました。施策の優先度みたいなことを理解できておらず、また、仕事のスピードも遅かったかもしれません。
今年度は運用フローも構築されており、インサイドセールスチームもうまく回るようになったので、マーケに仕事を集中できます。
効果の出る施策が明確になってきたり、かなりやるべきことがクリアになってきた。そこにフルパワーを出せるのでもっともっと成長速度を加速できるはずだと思います。
ということで、去年以上のスピードで成長し、さらに10倍のリード数獲得を目指していきます。
未経験B2Bマーケターへ〜成果を最短で出すためのコツ
B2Bマーケターとして1年ほど働きました。未経験だったので何もわからず、はじめは苦労しました。また、いろんな失敗もしてきました。
大分遠回りもしたなと思います。
はじめから知っていれば、もっとうまくやれたなと
もっと成果を出せたと思うことがあります。
ということでいま、一年前の自分に声をかけるなら!マーケ未経験の方にこれやれば最速で成果出せます!ということをお伝えできればと思います。
1,やれる施策はたくさんある。優先順位付けをしよう
B2Bマーケティングでやることはたくさんあります。
例えば下記のような感じです。
- リスティング広告、ディスプレイ広告、ネイティブ広告
- SEO、オウンドメディア、記事制作
- ランディングページ制作
- サイト改善
- 展示会出展、自社イベント開催
- テレアポ、DM、FAX
- ホワイトペーパー制作、導入事例インタビュー
その上、マーケ担当は少人数ということがほとんど。
僕はベンチャー企業でマーケ担当が自分だけでした。
そうすると、当然、死にます!
全部やる必要があるのですが、効果が出やすい施策の順番があります。
なので、成果を最速でだそうと思う場合は、そのような施策をはじめにやったほうが良いと思います。
効果が出る→自分のモチベーションがあがる→社内からも応援される→新施策の予算が通りやすい、協力が得られやすくなる
みたいな感じでいいループに入りますので。
やる順番も大切です。
2,まずはフォーム改善すべし!
じゃあなにが一番優先度高いのかっていうと、フォームの改善です。
最もコンバージョンに直結します。
なぞに項目数の多いフォームとか時々ありますよね。
あと、最悪なのが従業員数をかかせるフォームってありますよね?
自分で調べろや!入力させんな!って思います。
コンバージョン増加の観点だと最悪ですね!
マーケター何してるんでしょうな?謎
フォームの入力項目が少ないほど入力率は上がります、確認ページもいれると入力率が下がります
フォームは当たり前ですがもっともインパクトがでかく、リスティング広告でコンバージョン2倍にしようと思ったらに費用2倍以上かける必要があります。
だけど、フォームの入力率が2倍になるだけで、コンバージョンは2倍になります。
で、費用は1円もかかりませんよね!
フォーム項目を変更する作業もすぐおわります。
まず誰でも1分でできることは、
会社名、名前、メール、電話番号、これ以外の項目を消すこと!
ランディングページORホームページを改善すべき
穴の空いたざるではいくら流入を増やしてもだめです。
私の会社のHPも当時は穴のあいたバケツ状態でCVRが非常に低かったです。
そこで1000万円以上のお金をつかってリニューアルをしました。
それにより、CVRが5倍以上になり、かかった費用も半年〜1年程度で回収できました。
LP(HP)がだめだと、すべての施策がだめになります。
逆に、LPがよくなれば、すべてがうまく回り始めます。
オウンドメディア(SEO)もリスティングもプレスリリースなどあらゆるソースからの流入先はHP(LP)なので、これを改善することは非常にインパクトが大きいのです。
また、LP(HP)が駄目な場合、細かいABテスト、はほとんど意味がありません。
私自身もボタンの色を変えたり、要素の順番を変えたり、マイナーチェンジを行いましたが、結論から言えばほとんど効果はありませんでした。
むしろ、時間ばかりかかり無駄になりました。
サイトに問題がある場合、メッセージの打ち出し方、訴求方法を全面的に変更する必要があります。そのため、修正箇所も膨大になり、費用も膨大になります。
しかし、必ず効果があります。
私自身はサイトの改善を後期で行ったのですが、もっと前にやっておけばよかったと思います。
なぜなら、数ヶ月までに行っていれば、その数ヶ月間コンバージョン数も増えていたはずだからです。
仕事量を増やして、施策回すスピードをあげる
単純に作業量を増やせという話です。
ベンチャー企業や知名度のない中小企業がマーケで成果を出して、売上を拡大するには、
競合他社の数倍の速度で施策を回していかなければいけなんです。
他社が4ヶ月かかることを1ヶ月でやる。それが結果を出すための最短の方法です。
じゃあどうやって4ヶ月やることを1ヶ月でやるのか?作業量を4倍にすればいいだけです。
例えば、下記のようなことを1ヶ月で全部やりました。
・ホワイトペーパーを2本原稿制作、デザイン制作
・LPをフルリニューアル
・オウンドメディア用の記事を40本制作
・リスティング広告のキーワード・広告文の改善、レポーティング
・自社セミナーの運営、開催、集客
・PR広告のタイアップ
もっと作業量を増やせと!爆速でやれ!と当日の私に伝えたい。。
最強の英語学習法は「多読」である。
楽して英語を身に着けたい、、、
英語の勉強を何年間もしているけどなかなか向上しない、、、
どうやって英語を勉強していいかわからない、、
そんな疑問を抱えている方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方へ向けて、楽して英語を身につける方法をお伝えします。
それはずばり「多読学習法」です。
多読学習法は”楽”であるばかりではなく、他の勉強法より効率的に英語力を向上させます。
多読学習法とは
多読学習法とは簡単な英語の本を大量に読むことでリスニング力、語彙力を飛躍的に高める勉強法です。
具体的には、英語圏の3歳児が読むような非常に簡単な英語の本を大量に読んでいきます。数十冊という単位ではなく数百冊、数千冊という単位で読みます。
最終的にはハリーポッターのような大人向けのペーパーバックまで読むことができるようになります。3歳児が読むような本か、、、と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?
3歳児が読む本でも日本人の英語力ではなかなか読むことは難しいのです。(笑)
また、日本人の大人は小学生が読むような本は難しすぎて、ほとんど読むことができません。それほど、ネイティブと非ネイティブにはギャップがあるのです。
多読学習法はスラスラよめるくらい簡単な英語の本を大量に読むことですが、いくつかポイントがあります。
多読学習法の発案者であるSEGの古田氏はこのように書いています。
多読3原則とは?
SSSでは、次の3つの原則を 多読3原則といっています。
- 辞書は引かない (引かなくてもわかる本を読む)
- 分からないところは飛ばして前へ進む (わかっているところをつなげて読む)
- つまらなくなったら止める (1、2の原則で楽しく読めない本は読まない)
の3点です。
多読では辞書は引きません。日本語の本を読むようにスラスラよめるものだけを読みます。また、辞書も惹かなくていよりレベルの本を読みます。
そして自分が楽しいと思う本だけを読みます。そのため、勉強という感じではなく、ただ楽しく本を読むだけなのです。
多読学習法には以下のようなメリットがあります。
SSS式の多読が効果の高い理由
なぜ、SSS式の100万語多読法の効果がそんなに高いのでしょうか? それは、
1) 楽しいからあきない
2) 自分のペース・好みによって本が読める
3) 今までの英語学習に比べて、10倍から1000倍の英文に触れることができる
からなのです。英語にたくさん触れれば、無理に暗記をしなくても自然に英語は理解でき、書いたり話したりできるようになるのです。
まぁ、当然ですよね。(笑)
だって本をよんでいるだけなんですから。
でも、ここで読者の方が
- そんなんで本当に英語力があがるのか?
- ずっと絵本みたいな簡単な本ばかり読むことになるのでは?
- どうやったら分厚い洋書を読めるようになったり、リスニング力があがるんだ!!(# ゚Д゚)
という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
それに対する答えを述べていきましょう。
どんな効果があるか?
多読にはどんな効果があるのか 、
ずばり結論から言うと
「英語の読むスピードがあがるので、リスニング力があがります。」
ということです。
読むスピードがあがるとリスニング力があがる?どういうこと?
なんで本を読んでいるだけで読むスピードがあがるのか?
という疑問があるでしょう
それに答えていきます。
・「読むスピードがあがる→リスニング力があがる」のからくり
英語のリスニング力を要素に分解してみると次のようになります。
①頭の中で音を文章になおす力(発音力)
②文章を文法的に理解する力(単語力、文法力)
"I met the person who went to the church a while ago" という文章を音として聞いたとき、
I met the person who went to the church a while ago という文章が頭の中で再現される必要があります。(①の力)
ここで①の力がないと、
I met the person who.. あれ、その後なんて言ったっけ?ということになります。
頭の中でこの文章が再現できたとしても
②の力がないと、Churchってどういう意味だっけ?、a while agoってどういう意味?
となり、文章の意味がわかりません。つまりリスニング力ができません。
単語がどういう音に聞こえるか、ある程度の単語力、文法力がなければリスニングが正しくできません。
多くの人がリスニングができない理由は①ができないからです。
英語が右から左に流れるという表現を聞いたことがあるでしょうか?
これはなにを意味するのかと言うと、英語の意味を脳が理解する前に文章がながれていってしまうことです。
先程の "I met the person who.." あれ、、その後なんて言ったっけ?ということですね。
このシンプルな文章ではそんなことないという人も複雑な文章になると絶対そうなります。
この症状を解決する手段が多読です。
多読をすると英語を脳内で処理するスピードが上がるため、①の力がつきリスニング力が向上します。
例えばreadingではi love people who play sportsという文章を10秒かけて理解できます。
しかしリスニングではこれを0.01秒で行わなければいけません。
そのため、速読力がない、つまり英語をすばやく脳内で意味変換ができないひとは文章が左から右に流れてします。
多読をしていると読むスピードが自然にあがっていきます。
簡単な文章を大量に行うことで脳内の英語処理能力があがるのです。
そして、リスニングで脳内でコンマ数秒で行うことができます。
これが多読によりリスニング力があがるというからくりです。
なぜ多読は最強の英語学習法か?
なにより多読は楽です。
そして成果が見えやすい勉強法です。
多読を行った人は多くいるため、どれくらいの本を読めばTOEICのスコアがこれくらいとれるということが署名されています。
例えば100万字分の本を読んだ人の90%はTOEICで700点をとることができる
というようなのです。
なので、絶対に効果がでる学習法だとも言えます。
他の学習法だとそうもいきません。
これが本当に効果があるのかな?と思いながらTOEICの問題集を説いたり音読をしている方も多いのではないでしょうか?
そして、それらの勉強法は非常に退屈で、疲れます。
僕の実体験
僕はリスニングが全くできませんでした。
文法知識や単語の知識はありました。だから一つ一つの文章を時間をかけてゆっくりやれば解析はできたのです。
しかし分厚い洋書を読むなんて絶対ムリでした。
多読を約半年間やりました、
読んだ本の合計は数百冊、文字にして数百万時におよびます。
最初はネイティブの3歳児が読むような絵本からはじめました。
最終的にはハリーポッターのような分厚いペーパーバックを読めるようになりました。
そしてTOEFL ibt で90点というスコアをとることができました。
TOEFL ibtを知らない方のために言うと、アメリカの大学へ入学するためにはTOEFLを受験する必要があり、90点以上を求める大学が多いです。
また、TOEICに換算すると800~900点くらいです。
実際本を楽しく読んでいただけなので(辞書も引きません)ストレスはないですし、つらいという思いも全くしませんでした。
まさに楽して成果をあげる勉強法こそが多読学習法なのです。
多読勉強法について詳しい本はこちらから
多読勉強法の具体的なやり方、費用などは別記事でまた書きたいと思います。
TwitterとFacebookの決算を分析してみる
先週こちらの本を読み、非常に面白かったため、それにインスパイアされる形で
TwitterとFacebookの決算を分析してみます。
こちらの本は「どのように決算書を分析するか」について書かれています。
取り上げられている企業がGoogleやFacebook、Amazonなどシリコンバレー企業ということも特徴です。
これらの企業は上場企業ですが、決算書が英語ということもあり読むのには敷居が高かったですが、この本を読むと手軽に分析できるという気がしてきました。
この本の著者は楽天で努めており、現在シリコンバレーで会社を起こしたそうです。
著者が会計の専門家でなかったため、それほど専門的で深い洞察はありません。
しかし、有益になった点は数多くありましたので是非ご一読をおすすめします。
この本のメッセージは至極単純です。
①決算書を分析するにはビジネスごとの方程式を知る
②方程式にある変数を時系列で比較、同業他社とも比較する。
これだけです。
ものすごく単純ですよね。
例えばFacebookとTwitterは同じようなSNSを運営していますが、株式市場からの評価はまったく違います。そして売上、利益規模もまったく違います。
なぜこのようなことが起きるのでしょう?
売上、利益だけ比較してもそれは見えてきませんが、方程式に分解するとはっきりと見えてきます。
ビジネスごとの方程式とは売上の要素を細かく分析していくことです。
例えばビジネスモデルが広告の場合は
売上=ユーザー数×一人あたりの売上(ARPU)
と分解できます。
同様にEC業界ですと、
売上=取扱高×テイクレート(いわゆる手数料)
となります。
この本で述べられている決算書分析の手法は
売上の方程式を構成する変数を分析する
ということだけです。
そしてその手法を様々な有名企業にあてはめたケーススタディが紹介されています。
この記事ではFacebookとTwitterを取り上げて分析していきます。
Facebookは本書の中ですでに取り上げられていますが、Twitterは取り上げられていません。
どちらもビジネスモデルはSNS上にだす広告主から収益を得ています。
この場合、ビジネスでの方程式は
売上=ARPU(ユーザー一人あたりの売上)×ユーザー数
となります。詳しい説明は本書を読んでいただきたいですが、
ARPU、DAU(デイリーアクティブユーザー)あたりの指標を観ていきます。
FacebookとTwitter社の決算説明会資料よりそれぞれの指標を比較したのが下表です。
いくつかポイントを抜き出してみます。
- FacebookはDAUもMAU(マンスリーアクティブユーザー)も前年比と比べて順調に伸びている。一方、ツイッターはユーザー数という観点ではあまり伸びていない
- ARPDAU(デイリーアクティブユーザー1人あたりの平均売上)はFacebookもTwitterも前年と比べて順調に伸びている。
- MAUはFBがTwitterの6.5倍、ARPADAUは3倍であり、Twitterはユーザー数および稼ぐ力どちらでもFBに完敗している
- 時価総額ではFBがTwitterの22倍である。売上(Ad Revenue)でも20倍の差があることから、株式市場では売上通りの合理的な評価がされている。
Facebookは北米においてはユーザー数の向上、広告費の向上が頭打ちになってしまっているため、今後はアジアや他の地域での成長が期待できるとされています。実際にこれらの地域では広告費が低いため、多くのポテンシャルが残されていると言えます。
Twitterはユーザー一人あたりの広告費がFacebookの1/5という現実はかなり厳しいでしょう。Twitterがローンチされてからしばらく時間が立っていることを考えれば、ユーザー数においてこれ以上爆発的な増加は見込めません。そのため、なんとか広告費単価を上げていく必要性があります。
売上=ユーザー数×一人あたりの売上(広告費)
という式で分解することが重要です。
SNSの性質上、実名のFacebookはより広告を打ちやすいプラットフォームと言えます。その点でTwitterはなかなか厳しいのでしょうか、、
結論
東大生が英語を最短で話せるようになる方法を書いてみる(実体験込み)
日本人は英語が話せないとよく言われます。確かにその通りです。
海外でも英語がものすごくできる日本人に会ったことはあまりありませが、ヨーロッパ人は普通に英語が話せます。
ということで、今回は英語が最短で話すことができるようになる方法を書いてみたいと思います。
僕自身の英語力
TOEFL iBTというテストのスコアは100点です。これはTOEICに換算すると900点くらいです。
また、海外の大学で勉強、海外の企業で働いたこともあります。英語で話す、聞く、読む、書くは基本的には問題ありません。
もちろんまだまだ完璧ではありませんが、私の英語力に達している日本人は残念ながらほとんどいないです。
私自身様々な英語学習に関する本を読み、多くを実践してきました。
その方法のなかでいいものだけを採用しています。そのため、英語学習本の要約版と考えてもらって構わないかと思います。
また、一つ一つの方法に付き自分自身で効果を検証をしています。
そのため、効果があることは間違いないです。
「英語を聞くだけで話せるようになる」みたいな嘘っぱちで楽な方法ではありません。
ある程度努力が必要なことは確かですが、最も効率的なことは保証します。
何事も正しい方法で努力することが必要です。正しく努力すれば英語なんて1年くらいで話せるようになります。
はじめに
どのようなステップで英語を勉強していけばいいのかです。
ステップによって最適な学習法も異なります。
自分がどのステップにあるかは以下を参考にしてください。
- 簡単な英語の文章を辞書ありでも読むことができる
→これができる人はステージ2へ - TOEICのリスニングで300~400点くらいとれる、英語をゆっくる喋ってもらえれば理解できる
→リスニングができているということなのでステージ3へ - 英語は聞けるが話すことができない
→ステージ4へ - 英語のリスニングもできるし、話すことも問題ない
→なぜこの記事を読んでいるのでしょうか(笑)
- 僕自身の英語力
- はじめに
- ステージ1 まず文法、単語を固める
- ステージ2 多読をする(必要期間:2ヶ月間くらいかかる)
- ステージ3 瞬間英作文
- ステージ4 実戦の機会をひたすら増やす
- 私の実体験
- まとめ
ステージ1 まず文法、単語を固める
まずはじめに文法知識と単語を固めます。
最も退屈なパートですが、これをしっかりやらないと話すことができません。
何ヶ月もかけてやる必要はまったくありません。大体の知識が入ればそれで十分なのです。受験勉強をがんばってやった人はこのステージをスキップできるでしょう。
東大などの受験英語は重箱の隅をつつくような問題ばかりです。あそこまで細かい文法知識や単語を身につける必要はまったくありません。
センター試験くらいできれば十分だと思います。
簡単な文法の問題集1冊と単語帳1冊をするくらいで十分です。
それでTOEICを受けて600点以上取れていればこのステージは終了です。
ステージ2 多読をする(必要期間:2ヶ月間くらいかかる)
多読学習法とは洋書をたくさん読むということです。
洋書といってもはじめは3歳児が読むような薄い本からはじめます。
これを何百冊と読みます。
多読をするとたくさんのメリットがあります。
①リスニング力があがる。
②語彙力が上がる
③なにより楽しい
詳しい多読勉強法の効果は別記事で書こうと思いますが、
簡単に言うと
多読をすることで大量の英語を読む→自然と読むスピードがあがる→英語を読むスピードとリスニング力は比例する→本を読んでいただけなのにリーディング力だけでなくリスニング力もあがる
ということになります。
何より英語の本を読んでいるだけなので、楽しい!ということがあげられます。
文法本を読んだり、単語帳を眺めるということは退屈でしかありません。
この勉強法は物語を楽しみつつ、リスニング力や語彙力をあげることができます。
ステージ3 瞬間英作文
ここまで来てようやくスピーキングの練習です。
1と2のステップがしっかりできていればスピーキングは基本的に問題ないはずです。
単語や文法の基礎をしっかりすればするほど、スピーキングでの伸び代が大きくなります。
単語や文法ができていればライティングはできるはずです。
例えば、「今日は8時に起きた」とかを英語の文章へできるはずです。
スピーキングとはこれを超高速で行うことに変わりないのです。
ライティングの場合は「今日は何時に起きた」をおそらく数十秒くらいかけて脳内で変換して、文章として書きます。しかし、スピーキングではこれをほぼ瞬間的に行う必要があります。
つまりスピーキングとは「英作文を超高速で行うことと等しいのです。」
英語を話すようになる =「高速で英作文ができるようになる訓練をすればいいだけ」なのです。
こうするとものすごく簡単なようではないでしょうか?
時間をかけて英語の文章にできないことは当然英語でも話せません。文法や単語がわからないとそもそも英語の文章にもできないので、これらの基礎練習は必要なのです。
ステージ4 実戦の機会をひたすら増やす
3まできて初めて実戦の場に出ます。
多くの日本人はステージ3までできていないのに高い金を払って、アメリカの語学学校へ行ったりフィリピン留学をします。結果として、英語力も伸びずお金を無駄にします。
ステージ3までは日本国内でできることです。ステージ3まで行って海外に行けばきちんと実力も伸びます。
要するに海外へ留学するべきに行っておくべきことがあります。
瞬間英作文をきちんとやればある程度英語を話すことはできるはずです。
しかし、まだまだ話せる幅、話すスピード、発音など多くの足りない部分があるはずです。
ここでオンライン英会話とか海外留学をします。
3までできていない人が海外へ語学留学をするから「ただの観光で語学留学が終わった」ということになるんです。
3までできれば英語は話せます、しかしスピードがゆっくりで語彙力も拙い状態です。その状態で海外へ行くと恐ろしいほど伸びます。
私の実体験
僕は受験勉強をかなりがんばってやり、トップ大学に合格したため、英語に関しては文法、単語知識はかなりありました。
しかし、リスニングとスピーキングは全くダメで、英語を聞けない、話せないという状態でいた。
まぁよくある日本人とう感じではないでしょうか
その時点ではTOEICで600点くらい、2/3くらいがリーディングの点数だったと思います。(笑)
そして、多読を行いました。
読んだ英語の本は数百冊、字数にし500万字くらいだった気がします。はじめは薄い絵本からはじめ、最終的にはハリーポッターのような分厚い洋書を読んでいました。
それほど長い期間行ったわけではなく半年間くらいでした。ただ本を読んでいただけなので、非常に楽しかったという記憶しかありません
多読を行った結果、リスニング力は大きく上昇しました。しかし話す方はさっぱりでした。この時点でTOEFL ibt 90点でした
TOEFL ibtを知らない方のために言うと、アメリカの大学へ入学するためにはTOEFLを受験する必要があり、90点以上を求める大学が多いです。
その後、スピーキング力を向上させようと瞬間英作文をはじめました。
大体1日1時間程度、それを半年くらい続けました。
それによってゆっくりであればつっかえながらなんとか話せるという程度になりました。
そして、フィリピンへ2ヶ月間だけ語学留学をしました。
毎日8時間ほど授業があり、英語を話しまくったのでめちゃくちゃ上達しました。
そのフィリピン留学が楽しすぎて、そこから海外へハマります。(笑)
日本へ帰国後もオンライン英会話や独り言をすることで英語の勉強を続けました。(大体半年くらい)
半年後には英語を話す、聞くはほとんど問題ないようになっていました。
海外からの留学生と英語で話すことも問題ないですし、英語での講義を理解することも容易です
海外へ行っていたのは2ヶ月間だけです。しかしそれだけで英語を十分話せるようになりました。海外へ行かなければ英語を話せるようにはならないなんて嘘で、日本にいても十分英語を話せるようになることは可能です。
あらゆる言語であってもこのメソッドを使えば1年間で聞く、しゃべる、読む、書くがコミュニケーションできるレベルになります。
英語学習に何年も何十年もかけるのは時間と労力の無駄です。
最短距離で効率のよい方法であれば一年間でできるようになります。
まとめ
単語・文法を基礎だけ固める(ある程度でよい)→多読でリスニング力、語彙力を向上させる→瞬間英作文でスピーキングの基礎を固める→あとはひたすら話しまくるのみ
の手順でやればどんな言語も最短で身につける(話せる)ことができます。
勝間和代から学ぶ利益をあげるための方程式
【書評】勝間式「利益の方程式」を読んで学んだ利益をあげるための方法
勝間和代さんという方をご存知でしょうか?
早稲田大学を卒業し、マッキンゼーやJPモルガンを経て独立、現在は作家やコメンテーターとして活躍された方です。
ものすごい量の本を出版されており、怪しい自己啓発本もたくさんあることから正直あまり好きではありませんでした。(笑)
正直、胡散臭いと思っていました。
2chの創始者であるひろゆきさんとの対談動画を見たことがあるのですが、その時の受け答えからもあまり優秀な方という印象は受けませんでした。
しかし、勝間さんの本を読んで思いがけず、非常に有益だったので(!)ので内容を記事にします。
こちらの本です。
目次です。
第1章 なぜ、利益の概念が必要なのか
第2章 利益はどう計算するのか―慣れればカロリー計算のようなもの
第3章 利益を上げる方程式の解き方
第4章原則1 どうやって顧客単価を上げるのか
第5章原則2 どうやって顧客獲得コストを下げるのか
第6章原則3 どうやって顧客原価を下げるのか
第7章原則4 どうやって顧客数を伸ばすのか
第8章明日からできる行動習慣―利益の増やし方をどうやって身につけていくか
なぜこの本を読むべきか?
はじめにこの本を読もうとした理由は自らの株式投資に生かすためです。
株式投資で儲けるにはどうすればよいか?
それはずばり「将来値上がりをする銘柄を買うこと」です。
これ「将来にわたって生み出す純利益が増えていく企業の株を買うこと」と言い換えることができます。
株の価値とは、将来にわたって企業が生み出すお金(=利益)の総量
です。
つまり株で儲けたいならば、将来利益が拡大するであろう企業を選んで株を買えばいいというわけですね。
ものすごくシンプルですが、問題はどうやってそのような企業を選べばいいのでしょうか?
私自身も同じような疑問にぶつかっていました。
なぜ同じようなビジネスをしているにもかかわらず利益率がこんなにも違うんだろうか?多くの利益を得ているビジネスに共通することはなんだろう?
この本を読めば、利益を生み出す企業が見つけられる、すなわち株で儲けられる!と思いこの本を読みました。そして実際に有益なことを学ぶことができました。
要点
この本の主張は一言で表すことができます。
利益=(単価ー原価ー顧客獲得単価)× 顧客数
で表すことができる。
そのため利益を増やすには、①単価、②原価、③顧客獲得単価、④顧客数
のいずれかをかえるしかない
以上。
ものすごいシンプルです。(笑)
利益を多く生み出しているビジネスは単価が高いか、顧客数が多いか、また顧客獲得コストが低いということですね。
つまり同じようなビジネスをしていても、このように要素を分解してみるとどこの要素が高い利益に貢献しているのかがわかるということです。
勉強になったこと
・顧客単価に応じてパイの大きさは決まっている。いまビジネスがどのステージにあるかを意識する。
高い単価の商品を変える人は限られた人数しかいません。そのためたとえ今まで売上が順調であっても今後の売上は鈍化する可能性があります。
潜在顧客がどれくらいいて、そのうちどれくらいが商品を買ったのかを知ることで、今後の伸び代が大きいか(=今後も同じペースで利益が出続けるのか)を判断することができます。
例えば都内在住の人でフェラーリを買う人はどれくらいいるでしょうか?
都内の年収分布と人口を見ればかなり正確に計算することができます。
年収が2000万円以上の人のみがフェラーリを買えるとし、そのような年収は統計的に東京都民の0.1%なので約2万人くらい(※数字は適当です。)
今年発売したニューモデルはすでに都内で200台が売れた。そのため潜在顧客のうち1%がすでに購入している。
そして、どれくらい企業の成長の余地があるのかを大まかに知ることができます
潜在顧客の50%が購入しているサービスの場合、今後同じペースで売上や利益が積み上がる可能性は低いでしょう。
一般的にサービスの普及は下記画像のようなS字カーブをたどると言われています。
投資しようとしているビジネスが成長期にあたるのか、成熟期にあたるのかを判断できれば、その銘柄を買うべきかも必然的にわかります。
s次カーブで最も成長性がたかいのは普及率が15〜50%の間のようです。50%を超えると成長のペースは急激に鈍化します。
フェーズによってとるべき施策も異なります。その企業がフェーズにあった施策をとっているかも判断材料になります。
・原価に関して顧客が価値を感じやすい部分だけを上げ、他は下げる。
サービスにおいて顧客が最も重視する価値とはなんでしょうか?ここだけにお金をつかうことで顧客の満足度を高めつつ、コストを削減することができます。
この戦略を非常にうまく取り入れているのが「俺のイタリアン」や「俺のフレンチ」などのレストランです。
これらのレストランではフォアグラや高級フレンチをお手頃価格で提供しています。
高級料理を安く食べられるため、非常に満足度が高く、お客さんが殺到します。
料理の原価は非常に高いのですが、他の部分(座席の座り心地、サイドメニューの質)などにはまったくコストをかけていません。なぜならこれらは顧客が重要視していないため、たとえお金をかけても満足度をあげることができないからです。
このようにお客さんが重視する要素(外から見て目立つ所)のみに投資をし、そうでないところは原価を抑える
ことができれば、人気を保ちつつ高い利益をあげることができます。
顧客がほしい機能だけつけて、その他のいらない機能はなくすみたいなことですね。
・無駄な仕入れをして、大量の在庫をかかえていないか
多くの在庫を抱えている企業は要注意です。在庫は利益になりません。
・現金回収のサイクルがはやいか?
理想的なビジネスとは利幅が大きく、資本回転率が高いビジネスです。
つまりできる限り短いスパンで現金を回収できるビジネスのほうが、よいというわけです。回収したお金をまたビジネスに投資することができるためです。
利益の構造を理解したほうがよいです。変動費中心なのか固定費なのか?
固定費中心のビジネス向上だと、規模を拡大しても費用も拡大するため利益が思ったほど、伸びません。一方、変動費が大きい場合、規模を拡大すると利益が急激に上昇します。限界利益率が高いとも言えますね。
そのため現金回収スパンが短く、変動費中心のビジネスに投資すべきと言えます。