最強の英語学習法は「多読」である。

楽して英語を身に着けたい、、、

英語の勉強を何年間もしているけどなかなか向上しない、、、

どうやって英語を勉強していいかわからない、、

そんな疑問を抱えている方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?

そんな方へ向けて、楽して英語を身につける方法をお伝えします。

それはずばり「多読学習法」です。

 

多読学習法は”楽”であるばかりではなく、他の勉強法より効率的に英語力を向上させます。

 

 

多読学習法とは

多読学習法とは簡単な英語の本を大量に読むことでリスニング力、語彙力を飛躍的に高める勉強法です。

具体的には、英語圏の3歳児が読むような非常に簡単な英語の本を大量に読んでいきます。数十冊という単位ではなく数百冊、数千冊という単位で読みます。

最終的にはハリーポッターのような大人向けのペーパーバックまで読むことができるようになります。3歳児が読むような本か、、、と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?

3歳児が読む本でも日本人の英語力ではなかなか読むことは難しいのです。(笑)

また、日本人の大人は小学生が読むような本は難しすぎて、ほとんど読むことができません。それほど、ネイティブと非ネイティブにはギャップがあるのです。

多読学習法はスラスラよめるくらい簡単な英語の本を大量に読むことですが、いくつかポイントがあります。

多読学習法の発案者であるSEGの古田氏はこのように書いています。

多読3原則とは?
 SSSでは、次の3つの原則を 多読3原則といっています。

  1. 辞書は引かない (引かなくてもわかる本を読む)
  2. 分からないところは飛ばして前へ進む (わかっているところをつなげて読む)
  3. つまらなくなったら止める (1、2の原則で楽しく読めない本は読まない) 

の3点です。

SSS英語学習法のご案内(

多読では辞書は引きません。日本語の本を読むようにスラスラよめるものだけを読みます。また、辞書も惹かなくていよりレベルの本を読みます。

そして自分が楽しいと思う本だけを読みます。そのため、勉強という感じではなく、ただ楽しく本を読むだけなのです。

 

多読学習法には以下のようなメリットがあります。

 SSS式の多読が効果の高い理由
 なぜ、SSS式の100万語多読法の効果がそんなに高いのでしょうか? それは、
1) 楽しいからあきない
2) 自分のペース・好みによって本が読める
3) 今までの英語学習に比べて、10倍から1000倍の英文に触れることができる
からなのです。英語にたくさん触れれば、無理に暗記をしなくても自然に英語は理解でき、書いたり話したりできるようになるのです。

SSS英語学習法のご案内(

まぁ、当然ですよね。(笑)

だって本をよんでいるだけなんですから。

でも、ここで読者の方が

  • そんなんで本当に英語力があがるのか?
  • ずっと絵本みたいな簡単な本ばかり読むことになるのでは?
  • どうやったら分厚い洋書を読めるようになったり、リスニング力があがるんだ!!(# ゚Д゚)

という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

 それに対する答えを述べていきましょう。

 

どんな効果があるか?

多読にはどんな効果があるのか 、

ずばり結論から言うと

「英語の読むスピードがあがるので、リスニング力があがります。」

ということです。

読むスピードがあがるとリスニング力があがる?どういうこと?

なんで本を読んでいるだけで読むスピードがあがるのか?

という疑問があるでしょう

それに答えていきます。

 

・「読むスピードがあがる→リスニング力があがる」のからくり

英語のリスニング力を要素に分解してみると次のようになります。

①頭の中で音を文章になおす力(発音力)

②文章を文法的に理解する力(単語力、文法力)

 

"I met the person who went to the church a while ago" という文章を音として聞いたとき、

I met the person who went to the church a while ago という文章が頭の中で再現される必要があります。(①の力)

ここで①の力がないと、

I met the person who.. あれ、その後なんて言ったっけ?ということになります。

 

頭の中でこの文章が再現できたとしても

②の力がないと、Churchってどういう意味だっけ?、a while agoってどういう意味?

となり、文章の意味がわかりません。つまりリスニング力ができません。

単語がどういう音に聞こえるか、ある程度の単語力、文法力がなければリスニングが正しくできません。

 

多くの人がリスニングができない理由は①ができないからです。

英語が右から左に流れるという表現を聞いたことがあるでしょうか?

これはなにを意味するのかと言うと、英語の意味を脳が理解する前に文章がながれていってしまうことです。

先程の "I met the person who.."  あれ、、その後なんて言ったっけ?ということですね。

 

このシンプルな文章ではそんなことないという人も複雑な文章になると絶対そうなります。

 

この症状を解決する手段が多読です。

多読をすると英語を脳内で処理するスピードが上がるため、①の力がつきリスニング力が向上します。

 

例えばreadingではi love people who play sportsという文章を10秒かけて理解できます。

しかしリスニングではこれを0.01秒で行わなければいけません。

そのため、速読力がない、つまり英語をすばやく脳内で意味変換ができないひとは文章が左から右に流れてします。

 

多読をしていると読むスピードが自然にあがっていきます。

簡単な文章を大量に行うことで脳内の英語処理能力があがるのです。

そして、リスニングで脳内でコンマ数秒で行うことができます。 

これが多読によりリスニング力があがるというからくりです。  

 

なぜ多読は最強の英語学習法か?

なにより多読は楽です。

そして成果が見えやすい勉強法です。

多読を行った人は多くいるため、どれくらいの本を読めばTOEICのスコアがこれくらいとれるということが署名されています。

例えば100万字分の本を読んだ人の90%はTOEICで700点をとることができる

というようなのです。

なので、絶対に効果がでる学習法だとも言えます。

他の学習法だとそうもいきません。

これが本当に効果があるのかな?と思いながらTOEICの問題集を説いたり音読をしている方も多いのではないでしょうか?

そして、それらの勉強法は非常に退屈で、疲れます。

 

僕の実体験

僕はリスニングが全くできませんでした。

文法知識や単語の知識はありました。だから一つ一つの文章を時間をかけてゆっくりやれば解析はできたのです。

しかし分厚い洋書を読むなんて絶対ムリでした。

 

多読を約半年間やりました、

読んだ本の合計は数百冊、文字にして数百万時におよびます。

最初はネイティブの3歳児が読むような絵本からはじめました。

最終的にはハリーポッターのような分厚いペーパーバックを読めるようになりました。

 

そしてTOEFL ibt で90点というスコアをとることができました。

TOEFL ibtを知らない方のために言うと、アメリカの大学へ入学するためにはTOEFLを受験する必要があり、90点以上を求める大学が多いです。

また、TOEICに換算すると800~900点くらいです。

 

実際本を楽しく読んでいただけなので(辞書も引きません)ストレスはないですし、つらいという思いも全くしませんでした。

 

まさに楽して成果をあげる勉強法こそが多読学習法なのです。

 

多読勉強法について詳しい本はこちらから

多読勉強法の具体的なやり方、費用などは別記事でまた書きたいと思います。